前施設長 藤井 昭夫先生の後任として令和5年8月より赴任しました。
施設では、病院で治療が終わり帰宅が許可されても自立した生活が困難な方々が復帰に向かってリハビリテーションに励んでおられます。
入所している方々は何らかの基礎疾患を持っており、治療が終了したといってもフレイル（加齢のためのADLの低下）、サルコペニア（疾患によるADLの低下）の状態が続いています。又、栄養状態が悪いために免疫能が低下して尿路感染症や呼吸器感染症による発熱を繰り返すことがあります。このような場合には、基幹病院である木更津東邦病院に診察を依頼して、専門の医師により的確な診断と治療を受けることができます。
基礎疾患のために多くの薬を投与されている方がいます。薬に関しては、薬の種類、量の調節などを薬剤師と共に考えて高齢者の健康維持に努めています。
健康状態に関しては医師、看護師、栄養には管理栄養士、薬剤は薬剤師、ADLの改善に向けては理学療法士、作業療法士、介護福祉士等、多くのスタッフがワンチームとして日々皆様のお世話をさせていただいております。
施設の行事としては、毎月の誕生会、夏祭り、敬老会、天気の良い日には散歩、お菓子作りなど皆様と共に過ごしています。
入所者の皆様が早く慣れ親しんだ家や家族のもとに帰られるようお手伝いをしています。

かもめメディカルケアセンター
施設長 片海 七郎